この選手のことを知ってる方も多いのではないだろうか。この選手はオールブラックス(NZ代表)10番SO、15番FBとしてプレイするボーデン・バレット選手だ。
身長186cm、体重92kgの彼の足から繰り出されるキックは間違いなく世界トップクラスだろう。
2012年にオールブラックスに初入団した彼は、めきめきと頭角を現し、2016年、2017年には、世界最優秀選手賞を2年連続受賞するなど、世界トップクラスへと上り詰めた。
そんな彼を一気に有名にしたプレイといえばこれだろう。
ベン・スミス選手がキックしたボールを快足を飛ばしボールに追いつくと、なんとボールを素晴らしいコントロールでドリブルし、そのままトライ。
2015年のワールドカップでは、その足を武器にチームに多大なる貢献をし、優勝に導いた。
楕円球のラグビーボールの動きを思った通りにコントロールするのは、至難の業であり、ボールの動きを完全にコントロールできるボーデン・バレット選手ならではのプレイといえるだろう。
彼のキックは、非常に正確であり、キックパスなどの戦術的展開なども非常に優れている。
また、先ほども言及した通り、ウィングにも劣らない快足を持っているのも特徴的で、自分が蹴ったボールを相手を抜き去り自らキャッチなんというプレイもしばしば見受けられる。
2019年ワールドカップでは、惜しくも3連覇は逃したもののそれでも3位という結果を残し、チームへの貢献を続けている。
昨年は、世界最高峰のスーパーラグビーの強豪チーム、ブルーズでプレイ。
惜しくも準優勝だったものの、トップクラスのFBとして大きく貢献した。
そんな彼は、2021年サントリーで中村亮土選手らとプレイする。2019年、惜しくも優勝を逃したサントリー。ボーデン・バレット選手は、助っ人となり、サントリーを司令塔として優勝に導くことができるのだろうか。
トップリーグ2021年開幕までもう少し!
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