「タックルの鬼」そう呼ばれているのは、オーストラリア代表、ワラビーズのキャプテンであるマイケルフーパーだ。
マイケルフーパーは(2021年1月現在)29歳、182cm、102kg、ポジションはFLだ。
彼の特徴といえば「タックルの鬼」と呼ばれるほどの激しいタックルや、ブレイクダウンでのプレイである。
彼は、けして特別大きい選手ではないものの、体を張ったプレイでオーストラリア代表キャプテンとして、ワラビーズを引っ張っている。
2020年のタックル成功率は、92回タックルし77回成功と84%もの高い成功率を誇り、2019年には脅威の95%もの成功率を誇っている。
彼が初めてプロのラグビー選手として活動を開始したのは、日本でいうと高校3年生の年齢である彼が18歳の時である。2010年に18歳という若さで、スーパーラグビーのチームであるブランビーズの一員としてデビューした。
2012年には、21歳の若さでラグビーオーストラリア代表としてスコットランド戦で初キャップを獲得する。
2013年にはワラターズへ移籍すると、キャプテンに任命され2014年にはワラターズキャプテンとして、ニュージーランドの超強豪チームであるクルセイダーズを破りワラターズをキャプテンとして初優勝に導いた。
オーストラリア国内最優秀選手賞を2回獲得している。
そんなマイケルフーパーの強みは先ほども言及した通りタックルだけではない。日本代表の姫野和樹も得意とするブレイクダウンでのジャッカルも大きな強みである。
彼のジャッカルで、チームのピンチを救うシーンも多々ある。
マイケル・フーパーのディフェンス面を紹介したが、調子の波があるもののアタック面も一流である。
体を張ったアタックは、FW戦でのトライに導くなどの力強いドライブが特徴的だ。
そんな世界最高峰のフランカーであるマイケル・フーパーは、元オールブラックスのキャプテンである、NO8のキアラン・リードが所属するトップリーグのトヨタで2021年シーズンをプレイすることとなっている。
開幕戦は中止となってしまったものの、日本のチームでラグビーをするマイケル・フーパーを見るのが非常に楽しみである。
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