2/6にイングランドのトゥイッケナムスタジアムに行われたシックスネーションズのスコットランド対イングランドの試合において、スコットランドが勝利するという大波乱を巻き起こした。
スコットランドにとっては38年間のなかで初めての勝利となった。
前半開始5分、ラインアウトからモールを組みゴール前までボールを進めると、フォワード戦に持ち込み相手のミスを誘うと、後半6分にスコットランド10番フィンラッセルが目の前からゴールを決め0-3とする。
その後、前半28分にゴール直前のスコットランドボールのスクラムからSOからWTBにキックパスを試みるも失敗。惜しくもトライとはならなかった。
しかし、その直後ハイパントのキャッチからこぼれたボールを8番マット・ファガーソンがボールをキャッチし、力強いドライブを見せると、その後左に展開し11番ドゥーハン・バン・デル・メルヴェが、相手に囲まれながらもトライを見せた。0-8と点差を広げた。
スコットランドを追いかけるイングランドは、前半33分にペナルティを獲得。
イングランドの主将でもある10番SOのオーウェン・ファレルが40m近い距離のペナルティーゴールを正確無比なキックで決め、5点差とした。
後半終了直前の38分、スコットランドの司令塔である10番SOのフィン・ラッセルが危険なプレイをしたということで、シンビン、一時退場となった。
このプレイでペナルティーを獲得したイングランドは、またも10番SOオーウェン・ファレルがペナルティーキックをせいこうさせ、6-8とした。
しかし、この後イングランドはこれ以上の追加点はなかった。
後半47分、スコットランドはゴール前でフォワード戦に持ち込むと、イングランドの選手が危険なタックルをしたと判断され、ペナルティーを獲得。
ゴール目の前からペナルティーキックを成功させ、6-11と差を広げた。
試合終了直前には、イングランドが反撃、逆転を試みたものの、スコットランドにターンオーバーを許し、そのまま蹴りだされ試合終了。
スコットランドが大波乱を起こした形となった。
この勝利によって現在(2021/2/7 7:55)フランスに次ぎ、シックスネーションズ2位という結果となっている。
同日に行われた、フランス対イタリア戦では、フランスが50-10でイタリアを大差で下している。
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