日本の誇るべきである文化の一つである漫画。
漫画には様々なジャンルが存在しし、メジャーなものからマイナーなものまで様々あり、ラグビーも例外ではない。
今回は、ラグビー漫画を正直な感想とともにいくつか紹介していこう。
ALL OUT!!(全17巻)
ラグビーアニメでも紹介し、1位になったアニメであるALL OUT!!の原作漫画である。
あらすじは、ストーリーとしては、ラグビーの弱小校である県立神奈川高校に入学した祇園健次が、大きな体を持ちながらラグビーにトラウマを持っている石清水 澄明などのチームメイトが新コーチとして就任した元日本代表の成長を描く漫画である。
ラグビーアニメでもラグビー漫画としてもダントツのおすすめだ。
この漫画の特徴としては人間関係などの他の問題もストーリーに入れつつも、リアルなラグビーの練習や、実際に起こりうるプレイなどを詳細に描いているところである。
個性あふれるキャラクターたちが詳細に描かれているラグビーを通して成長する姿が、非常に楽しい作品だ。
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ブルタックル(全3巻)
ブルタックルは大学ラグビーをテーマにしたラグビー漫画である。
あらすじとしては、自分の本当にやりたいことがわからない大学に入学した銭湯の息子である釜之うしおが、親友である尾河里勇哉の影響で大学でラグビーに出会い、チーム名とともに日本一を目指すという内容の物語だ。
この漫画は特にラグビー初心者におすすめだ。
この漫画はルールの解説などが非常に詳しく、簡潔に説明されているため、ラグビーにも詳しくなくても楽しく読める作品となっている。
また3巻で完結ということもあり、初めてラグビー漫画を読む方にはぜひおすすめしたい作品だ。
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アップセット15(全5巻)
正直な感想を言うと、微妙。
ストーリーとしては少年ラグビー時代に一緒にプレイをし花園に行くという目標を立てた8人。そのうちの一人である十津川 誠がニュージーランドにラグビー留学をしに行く。
その後7人は東ノ宮高校でラグビー部に入部するものの、強豪校である曽根工業に315-0で完敗してしまい、だんだんラグビーへの熱意を失っていく。
そんな窮地に十津川 誠がニュージーランドから帰国、仲間とともに成長を目指すという物語だ。
ラグビーの精神などは漫画全体の話を通して、表現されている。
おそらく感動させる話にさせようとしているのかもしれないが、かえってそれが話を平坦にさしてしまっている。
話が淡々と進んでいくために、キャラクターを完全に理解してストーリーに入り込んでいくことが難しい。
また、急なギャグ要素が入ってくるため、頭の理解が追い付かない。
というのが正直な感想だ。
ラグビーのルールや精神を学ぶという意味なら悪くはないかもしれないが、わざわざこの漫画を読むメリットはないかなと思う。
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HELLO!!(全2巻)
何というか、残念だなというのが最初に出てきた感想だ。
あらすじは、たまたま同じ高校に入学した双子である秀才の明学とスポーツバカの愛作がたまたま同じラグビー部に入ることになった。そんなラグビー超素人の2人が切磋琢磨し、勝利をめざして成長していくストーリーだ。
この漫画は全2巻という数字からわかるように、かなり早い時期で途中で打ち切りになっている。
内容も普通に面白かっただけにかなり残念だ。
途中打ち切りになったせいで、海外にラグビーを学びに行き、高校日本代表になったという設定のキャプテンは忘れられ、存在しないことになってるなど連載が続けばALL OUT!!のような作品になっていたかもしれない。
ワンコインで全巻買えるのでぜひ読んでみてはいかがだろうか。
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まとめ
今回は、ラグビー漫画をいくつか紹介した。やはりALL OUT!!は個人的には一番好きなラグビー漫画だ。正直ALL OUT!!ほどクオリティーが高い漫画はほかにない。やはり、サッカーなどに比べて漫画の数が少ないので、ぜひ今後に期待しよう。
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