去年、オールブラックスの顔の一人でもあるオールブラックスのSHである、TJペレナラがトップリーグのドコモに加入を発表し、衝撃が走った。
TJペレナラといえば、オールブラックスの特徴でもある、試合前に置かなう伝統の踊りであるHaka(ハカ)をリードする役割を担っている。
ハカをリードするのは伝統的に、ニュージーランドの先住民族である、マオリ族の血をひくものがリードを任されている(一部例外有り)ため、TJペレナラは、マオリ族の血を引いているということになる。
TJペレナラはスクラムハーフながら体重84kg、身長は184cmもあり、日本ラグビーでは珍しい大型の28歳のスクラムハーフである。
また、スクラムハーフのイメージが強いTJペレナラだが、10番のスタンドオフとしてもプレイ可能だ。
しかし、常にチームメイトである同じスクラムハーフのアーロンスミスと、ポジションを競い合っており、良きライバルとして、お互いを高めあっており、オールブラックスでは、(2021/1/19現在)69キャップを獲得している。
オールブラックスへの初召集は、2013年、初キャップ獲得は2014年のことだ。
2015年と2019年には、ラグビーワールドカップのメンバーに選出された。
そんな彼のプレイの特徴といえば、攻撃的なプレイだろう。
彼は、スクラムハーフとしてゲームの流れを作るだけではなく、自らラインブレイクをし、トライをすることや、インターセプトをすることがある。
2019年のワールドカップ日本大会では、ナミビア戦でのトライが、ベストトライ賞に輝いた。
そんな攻撃的なプレイを武器に、2016年からはスーパーラグビーのハリケーンズに所属している際は副将を務め、フッカーのダン・コールズの代わりにキャプテンを任せられることもあった。
トップリーグのドコモでは、その特徴を生かし、活躍をすることが期待できる注目選手だ。
現在は延期となってしまったトップリーグ。すぐにはTJペレナラの姿は見れないものの、今後の動向に期待しよう。
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