この人物を見たことはあるだろうか。RWC2019日本大会を見ていた人なら、気づく方も多いかもしれない。この人物は、イングランドの主将、オーウェンファレルだ。
オーウェンファレルは29歳、体重96kg、 身長188cm、ポジションはSO、またRWC2019ではCTBとしてチームを率いた。
クラブの所属チームはサラセンズで、最低2022年までサラセンズでプレイをする予定だ。
そんなオーウェンファレルも武器といえば、正確なキック。特にボールをにらむという一風変わったルーティーンの直後の放たれるプレースキックは非常に世界的に有名であり、ラグビープレイヤーとしても世界レベルのプレイヤーである。
そんな彼が初めてクラブチームのサラセンズの一員としてデビューしたのは17歳の時だ。この記録は最年少記録である。活躍を続けていったオーウェン・ファレルは、20歳の時に初のラグビーイングランドに代表入りした。
2015年にRWCのメンバーとして選出されたオーウェンファレルは、めきめきと頭角を現していき、2016年には副将、2017年に共同主将、2018年には主将に任命されている。
2013年、2017年にはブリティッシュ&アイリッシュライオンズにも選出され、2012年と2016年にはヨーロッパ最優秀選手としてノミネート、2017年にはヨーロッパ最優秀選手賞を受賞している。
2019年のRWC日本大会では秀でた判断力や、キック、タックルなどのスキルを武器にチームを2位まで上り詰めた。
彼のタックルは、コンタクトの激しい13人制のラグビーリーグに所属した経験を持つ影響か、非常に激しい。しかしながら、時々ハイタックルなどの危険なタックルで非難を浴びることももしばしばある。
成長続けるオーウェン・ファレルは、イングランド代表主将として2023年RWCフランス大会としてチームを率いるだろう。オーウェン・ファレル率いるイングラインド代表に、日本代表はどこまで立ち向かえるのだろうか。
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