2019年、ワールドカップ日本大会でトップ8進出と大躍進を見せたラグビー日本代表。
そんな日本代表の大躍進に大きく貢献しているうちの一人であるラグビー日本代表の指令塔、10番SO田村優。
181cm、92kgの32歳だ(2021/01/21現在)
16歳のころに親元を離れた田村は、國學院栃木高校でラグビーを始めた。それまでは生粋のサッカー少年だっという。
高校日本代表にも選ばれた田村優は、高校卒業後に大学ラグビーの名門である明治大学に進学をし、ラグビー部に入部。
1年生ながら、チームの司令塔となる10番SOの背番号を獲得し、活躍をした。
大学卒業後は、2011年にトップリーグのチームであるNECグリーンロケッツに入団し、1年目からレギュラーを獲得すると、2012年にラグビー日本代表に初召集され、カザフスタン戦で初キャップを獲得した。
2015年のワールドカップでは、レギュラーでの出場ではなかったものの、ワールドカップにおいてプレイし、日本代表の勝利に貢献した。
2016年には、サンウルブズに召集された。
2017年からは、トップリーグのキャノンイーグルスでプレイしている。
2019年には、日本開催のワールドカップにおいて、初のベスト8進出に大きく貢献した。
そんな田村優の特徴といえば、エディージョーンズ前ヘッドコーチも高く評価したキックである。
正確性の高いプレスキックで、チームの勝利に大きく貢献してきた。
また、現ヘッドコーチであるジェイミージョセフヘッドコーチ就任より多くなった試合中でのキックも戦術的に行い、トライを多く生んでいる。
今までの日本代表にはみられることがあまりなかった、キックパスや、グラバーキックも、試合戦術として多く取り入れている。
そんな、田村優選手は、32歳と消して若くはない。
3年後のワールドカップも視野に、選手生活をぜひ続けてほしい。
3年後のワールドカップをもって引退などというう可能性も十分に考えられるのではないだろうか。
タックルの成功率などの課題もまだあるが、ぜひ今後も日本代表の司令塔として、日本代表に大きく貢献してくれることだろう。
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