12月6日、イギリスのトゥイッケナムスタジアムにおいて、オータムネーションズカップの優勝国を決める決勝戦がおこなっわれた。
試合前半8分、スクラムからペナルティーを獲得したイングランドは、12番CTB、オーウェン・ファレルがペナルティーゴールを決め、3-0とした。
前半14分、フランスは相手陣地からギャップを突き、10番SO、マチュー・ジャリベルが、倒れながらのオフロードでボールをつなぎ、15番FB、ブリス・デュランにボールをつなぎそのままトライ。その後、コンバージョンキックも決め、3-7とする。
その後、前半18分、ペナルティーを獲得した白いジャージイングランドは、オーウェン・ファレルが、ハーフライン近くからペナルティーキックを成功させ、6-7と、一点差に迫った。
その後、前半28分と、前半35分にフランスがペナルティーゴールを決め、6-13のフランスリードで前半を折り返す。
後半、イングランドはCTBオーウェン・ファレルがペナルティーゴールを決めるも、12-19でフランスリードで、イングランドにとって厳しい時間が続いた。
後半80分、イングランドは、敵陣深くのラインアウトから、モールを作り、16番HO、ルーク・カウワンディッキーがインゴールに体を回転しながら、体をねじ込みトライ。
CTBオーウェン・ファレルもコンバージョンキックを成功させ、19-19の同点とし、なんとか延長戦に食い込んだ。
延長タイム1分、敵陣でペナルティーを獲得し、ペナルティーキックを選択したが、ペナルティーキックがポールにあたり、3点を逃した。
しかし、延長戦13分、イングランド4番LO、マロ・イトジェが敵陣にてジャッカルを成功させ、ペナルティーを獲得した。
その後のペナルティーキックは、オーウェン・ファレルが敵陣22mラインの難しい角度から、しっかり決め、22-19でフランスを下す形となり、オータムネーションズカップを制覇した。
この試合のフランス代表の合計キャップはわずか68キャップであったにもかかわらず、素晴らしい試合を見せたフランス。
2023年自国開催の、フランスにて行われる、ラグビーワールドカップに向けて、準備中といったところだろうか。
コメント