新年明けののお正月2021年1月2日、東京・秩父宮ラグビー場で全国大学ラグビー選手権大会、準決勝戦が行われ、早稲田大学と帝京大学が対戦した。
33-27で帝京大学を下した早稲田大学が決勝戦への駒を進めた。
早稲田大学のキックオフで、決勝戦への出場権を決める戦いが始まった。
最初に試合が動いたのは前半4分。帝京大学はペナルティーを奪い、15番FB主将奥村翔がゴール正面からキックを成功させ、0-3とリードした。
しかし、すぐさま反撃に成功した早稲田大学は、前半6分にラインアウトからモールに持ち込み、2番HO宮武海人がトライ。7-3とする。
前半20分には、帝京大学がまたもペナルティーを奪い、3点追加したものの、前半24分に早稲田大学が、一本目のトライと同じ形で2番HO宮武海人がトライを決め14-6とFW戦で突き放すした。
前半34分勢いの止まらない早稲田大学は、FB河瀬諒介が個人技でディフェンスを振り切りインゴールに持ちこみトライを奪い、21-6とリードを広げた。
前半終了間際の43分、早稲田陣地、帝京ボールのスクラムで早稲田大学は3度の反則をとられ、認定トライ(ペナルティトライ)を帝京大学に奪われ、21-13と早稲田大学の8点リードで前半を折り返した。
後半も早稲田大学が最初のトライを奪ってのゲーム再開となった。
後半7分、早稲田大学は右サイドでのラインアウトから展開し、1年生のCTB伊藤大祐からパスをつなぎ、WTB古賀由教がトライを決め、28-13とする。
しかし後半13分、帝京大学は反撃を見せ、CTBニコラス・マクカランが力強くトライを決め、28-20とした。
しかし、早稲田大学は後半22分に、FB河瀬諒介がこの試合2本目のトライを奪い、33-20と帝京を突き放した。
最後まで諦めない姿勢を見した帝京は、試合終了間際の後半38分に、CTB尾崎泰雅のトライで33-27と6点差にしたものの、早稲田大学が痛恨のノックオン。早稲田大学が決勝への駒を進めた。
早稲田大学は、1月11日に同じく決勝戦へ駒を進めた天理大学との対戦となる。
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