12月19日に、東京の秩父宮ラグビー場にて行われた全国大学ラグビー選手権の明治大学対日本大学の試合において、明治大学が日本大学に34-7と快勝し、準決勝進出を決めた。
前半5分、明治大学は、SHの飯沼蓮からチャンスを作り、ラックからCTBの廣瀬雄也が同じくCTBの児玉樹にオフロードパスを渡し、CTBの児玉樹がそのままトライ。
前半20分には、明治大学NO8主将の箸本龍雅が、相手ラックの守りを崩し、橋本HO田森海音がボールを拾い上げ、ボールをつないでいき、最終的には、WTB石川貴大がトライを奪い、12-0とした。
日本大学は、明治大学の、分厚い壁に阻まれ、12-0で前半を、折り返した。
後半、日本大学は明治大学のディフェンスに苦戦したものの、43分にラインアウトのドライビングモールからNO8シオネ・ハラシリが力強いトライ。12-7と5点差にした。
しかしこの後、日本大学は、明治大学の分厚い壁に苦戦し、思うように点を取ることができなかった。
後半53分、明治大学は、NO8主将の箸本龍雅の大きなゲインから、連続攻撃でボールを受け取けとギャップを突いたFB雲山弘貴がトライ。
後半60分には、日本大学ボールのスクラムから明治大学が力強いプッシュを見せ、ターンオーバー。ボールを拾ったFL福田陸人がトライ。その後明治は後半72分にもスクラムから、こぼれたボールに素早い反応を見せたSHの飯沼連が、WTB石川貴大にボールをつなぎ、そのままトライ。
明治大学5トライをあげ日本大学に快勝したものの、明治大学主将NO8主将の箸本龍雅は、ディフェンスの課題点などを挙げ、次の対戦相手である天理大学に対抗するまでの改善点とした。
天理大学は同日に、流通経済大学を78-17で圧勝しており、天理大学も明治と同様に反省点をあげた。
次の試合は両校にとって、非常に厳しい試合になることが予想される。
両校はどのように反省点を生かしてくるのだろうか。
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