この選手を見たことがある方は多いのではないだろうか。
この選手は通称「微笑みの貴公子」と呼ばれるダミアン・マッケンジー選手である。
ダミアン・マッケンジーはニュージーランドでプレイをする世界最高補のラグビーチームオールブラックスの選手である。
身長は175cm、体重は80kgと、かなり小柄な25歳(2021/2/18現在)のフルバック・スタンドオフだ。
兄には、マオリオールブラックスや、スーパーラグビーのチーフスでのプレイ経験も持つマーティーマッケンジーと兄弟両方がプロラグビー選手である。
彼は、ニュージーランドのチームであるワイカトでプレイをするとその後、スーパーラグビーのチームであるチーフスに2015年に加入。
同じ年に、マオリオールブラックスにも召集された。
マオリオールブラックスで活躍を見せたマッケンジーは、2016年にオールブラックスに初召集された。
2019年のW杯日本大会には、膝前十字靭帯断裂の怪我で出場は果たせなかったものの、怪我がかなり回復しており、ラグビーに復帰を果たしてきている。
彼は、先ほど述べた通り他のフルバックと比べても小さい選手だ。
そんな彼を一流の選手として支える大きな武器はキックだろう。
キック前ににやりと笑う特徴的なルーティーンから放たれるゴールキックは高い成功率を誇る。「微笑みの貴公子」という異名もこのルーティーンが所以である。
また、走力も彼の大きい武器である。
特別ものすごい足が速いわけではないが、ラインのわずかなギャップを見つけ、ラインをそのまま突破してしまうほどの走力がある。
仲間のキックにも素早く反応しトライを演出というプレイもよく見られる。
小さい体ながら、隙を見つけてはトライを奪う。
まさに微笑みの貴公子だろう。
現在オールブラックスには怪我の影響で試合にはまだ出てないが、オールブラックスとして黒いジャージを着てプレイする日は近いのではないだろうか。
25歳とまだまだ若い微笑みの貴公子、ダミアン・マッケンジー。
これからもまだまだ成長していくことだろう。
コメント