Pro14が新しい大会レインボーカップ(Rainbow Cup)を発表

スーパーラグビー
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Pro14は、4月17日から南アフリカのスーパーラグビーチームのブルズ、ライオンズ、シャークス、ストーマーズの4チームを含めた新しい大会レインボーカップ(Rainbow Cup)を開催をすることを発表した。

この南アフリカの4チームは、南アフリカラグビー協会がスーパーラグビーから離脱した影響で、現在スーパーラグビーに参加しておらず、Pro14に新規加入することを前々から決定していた。

現在の14チームのPro14は、来年の3月に終了し、4月からは16チームRainbow Cupとしての開催となる。

イギリス各地から優秀な選手を選抜し、4年に一度結成されるチームであるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズのメンバーの多くがPro14のチームでプレイしている。

ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズは、7月に南アフリカ遠征をすることを決定しており、その時にストーマーズや南アフリカ代表などと対戦することが決まっている。そんな大きな遠征を前にした発表となる。

このレインボーカップは2つのプール、それぞれ8チーム(南アフリカ2チーム、アイルランド2チーム、ウェールズ2チーム、イタリア1チーム、スコットランド1チーム)で行われた後、それぞれのプールのトップのチームが対戦し、勝者を決める。

決勝戦の日程は6月19日の予定で調整が進められているものの、新型コロナの影響で予定が大きくずれる可能性も否めないだろう。また、会場も、今のところ未定である。

この試合について、Pro14の最高経営責任者であるMartin Anayi氏は

「この新型コロナ拡大の影響で、スポーツは大きな課題に直面していますが、そんな中での有望で革新的な、ニュースです。」

「7月には、ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズの南アフリカ遠征を控えていますが、その前にPro14で南アフリカの最高の選手たちが所属するチームと対戦できるのはとても素晴らしいことで、非常に楽しみにしています。」

と語った。

また、南アフリカラグビーの最高経営責任者であるJurie Rouxは、

「2020年にラグビーやスポーツ業界全体に大きな混乱が走っている中、南アフリカラグビーのトップレベルの国際大会への復帰は、私たち全員が待ち望んでいるものです。」

と語った。

イギリスで新型コロナの変異種が発見されるなどの懸念がある中、この先ラグビー業界は大会などをどのように開催していくのだろうか。

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